白帯限定の柔術練習会『誤審だらけの柔術大会』に参加してきました。暁柔術からはSチーとNさんの2名が出場。
まずはSちー。結果は2戦2勝。危なげない試合運びで見事全勝でした。試合前にイメージしていたタックルも見事に決めてみせました。次回への課題も見つかったようなので、この調子でがんばっていって欲しいところです。スバラシイ。
続いて今日が初めての試合のNさん。結果は2戦1勝1敗でした。初めての試合とは思えない落ち着いた様子でパスガード、マウントとポイントを重ねて見事1勝をあげました。惜しくも1敗はしましたが、キャリアが違いすぎる強豪選手に初心者のNさんが果敢に向かっていく姿は感動的でした。スバラシイ。
またこの大会は審判の練習会という側面も持つ大会でした。年々変化していくルールへの対応や、もつれあった選手に対してどういった考えでポイントを付けるかなど柔術の審判にはたくさんの難しい場面が存在します。ですので今回実際に試合の中で審判をしながら様々な場面の確認をしていこうということです。
集まった審判の面々。練習試合とはいえ正装。気合いを感じます。今回大会のホストはスコーピオンジムの恒富さん。審判のリーダーは、村上さんか君です。
一人が実際に3試合を裁き、残りの審判はポイントを付けながら自分であればどうしたかということ、難しかった場面などを手元の紙に書いていきます。
そして3試合ごとに紙を見ながら、難しい場面をビデオで確認。その場面について話合います。
実際審判によって場面の解釈が違うため試合のポイント数が変わってしまうということが良くわかります。
出場した選手だけでなく、皆でルールや解釈について考えるすばらしい大会でした。